Bloodlightsの逆襲

あの偉大なGlueciferの解散を決意した後、Captain Poonが自らのニューバンド、Bloodlightsを結成するのに時間はかからなかった。2006年夏、Howie B.(ギター)、Ron Elly(ベース)、Nico von Schäfer(ドラム)、Captain Poon(ボーカル&ギター)という強力なラインナップが決まると、4人はデビューアルバム、'Bloodlights'のレコーディングを開始した。
2007年後半にアルバム(プロデュースはMonster MagnetのPhil Caivano、ミックスはMike Fraser)はリリースされ、ロックンロールは健在であることを世界に証明した。2008年にはヨーロッパ全土で100公演以上のショウを行い、Rock Am Ringなど、最大級のフェスティバルにも出演した。
スペイン、ドイツ、スイス、オーストリア、オランダ、フランスなどで、ヘッドライナーとしてクラブツアーを成功させるとともに、Die Toten Hosen、Hellacopters、Monster Magnet、Millencolinといったバンドのサポートにも招かれた。

これらのツアーの合間に、Bloodlightsは、2ndアルバムの制作を着実に進めていた。今回は、バンドリーダー、Captain Poonによるプロデュースである。
Captain Poonは言う。
「この2年の間に、俺たちはバンドとして大きく成長した。2ndアルバムのレコーディングでは、自分たちがどんな音にしたいのか、以前よりずっと明確なビジョンがあった。スピリットとクリエイティビティーの成せる技で、今回は俺たちに指示を出す外部の人間は必要なかったんだ。」

Bloodlightsが正真正銘のロックバンドであることは、ニューアルバムではっきりする。
レシピに間違いはない。
Thin Lizzy、Motorhead、AC/DCなどからの影響に、シャープなパンクロックのエッジをミックスして、パワーポップとメタルを少々、それをひとまとめにすればいい。
あるいは、もっと簡単に言うなら、ただのロックンロール。そうだろ?

休むことを知らない4人は、2ndアルバムのレコーディング作業を終え、戻ることのない旅を続けるためのパートナーと機会を求めている。
彼らは初の来日ツアーを実現させ、それはBloodlightsの歴史の中でも最も楽しい経験の一つになった。
Band Picture
Nico von Schäfer (drums) Howie B. (guitar) Captain Poon (lead vocals, guitar) Ron Elly (bass)


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